テレマティクスによるセーフティ&セキュリティのニーズが順調に立ち上がり、それと同時にG‐Bがこの分野のデファクトスタンダードになれば、T以外の自動車メーカーは「高額の投資までして、G‐Bに対抗するサービスを立ち上げるか」「G‐Bプラットホームの傘に入るか」の二者択一を迫られる。
TはG‐Bのセーフティ&セキュリティサービスが自動車ユーザーすべての普遍的ニーズになると考えている。
もしそのシナリオどおりになれば、この分野での先行は、他社のテレマティクスに対するアドバンテージだけでなく、他社をG‐Bプラットホームの傘に取り込む鍵になりうるのだ。
さて、ここで勘のいい人ならば気づいたかもしれない。
セーフティ&セキュリティを柱にした第3世代G‐Bの考え方や普及モデルは、紹介したOSの姿に近い。
テレマティクスサービスの土台にセーフティ&セキュリティを位置づける、業界トップメーカー主導のもとで複数の自動車メーカーが採用する普遍型サービスを目指す、操作系をシンプルにして有人オペレーターサービスを組み合わせる。
これらはOSに通じる部分だ。
誤解を恐れずに言えば、第3世代G‐BはOSの影響を色濃く受けている。
ここがIの影響を受けた第2世代G‐Bとの相違点だ。
いる。
G‐Bでは、当初よりオペレーターによるナビの操作代行を有料オプションで行ってきたが、00年8月からはサービス内容を充実したうえで、基本サービスに組み込んだ。
改訂されたオペレーターサービスでは、ナビの操作代行だけでなく盗難時の追跡等のセキュリティサービスや路上トラブル等のエマージェンシーサービスまでオペレーターが対応することになった。
第3世代ではこれがメインのインターフェイスに位置づけられるようだ。
例えばオペレーターの呼び出しは専用のボタンを押すだけの簡単なものにするなど、ユーザーのITリテラシーを問わず、誰もが簡単に利用できるようになる。
また、有人オペレーターサービスの充実に伴って、携帯電話とカーナビをワイヤレスで接続する(BT)ハンズフリーフォン+内蔵通信モジュールの組み合わせが定着するだろう。
だが、第3世代G‐Bは「OS日本版」かというと、そうではない。
それが第3の鍵「DRM」である。
テレマティクスのニーズでまず最初に立ち上がるのはドライバー支援を行う実用系のサービスやコンテンツだ。
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